変形性股関節症 臼蓋内転骨切り術AAO HOMEへ ブログへ サイトマップヘ MAILtoCE3
「THAあるちゃん1」
あるちゃん(男子)@一宮.愛知 です。
ハンドルネーム
あるちゃん
1963年生
お住まいの県
愛知県
疾患名
 左右変形性股関節症
左右股関節同時THA手術
2009年3月31日
DATA UP
2009.07.05
My favorite things
写真と花と山が大好きです!
最終更新日
2009.07.05

小児時に,先天性股関節脱臼と診断され,左股関節の骨切り術の施術を受け,約一年間の入院生活を送る.詳細は分からないが,左脚には三箇所の手術痕が残ってい る.その後,小学校中学年までは,同級生が徒歩で通う道を,一人バスで通学していたり,運動に関しては,制約を設けていたが,小学校高学年から30代前半 までは,あまり運動能力は長けてはなかったが,それなりに,人並みに何事もこなしていた...つもり.>>幼い時の写真

30代手前,会社で仕事中に,左股関節に痛みを感じる.もともと,先天性股関節脱臼で施術を受け,ハンディキャップがあることは親からも散々言われていた事だったが,当の本人は,てっきり完治したものだと思ってたから,晴天の霹靂だった.

小児時の施術の執刀医に連絡を取り,某大学病院を紹介していただき,受診.診断結果は,固定術か人工股関節置換術の二者択一.しかし,若年であり,鎮痛剤の服用と股関節周りの筋肉のトレーニングで,50代まで経過観察とのことだった.

その後,いつの間にか,処方してもらった鎮痛剤も切れたが,痛みの抜き方を我流で覚え,筋トレのつもりで,当時流行りだったMTBを三年ぐらいやったかな?しかし,あの前傾姿勢もだんだん苦痛になってきて挫折.会社でも色々ストレスに苛まれていたある時,気晴らしにと,誘ってもらった山で,可憐な野草に出会った.

それからは,山で花の写真を撮るのが趣味となった.左股関節の痛みは当然あったけど,翌朝には,それなりに回復してたんで,あんまり大事には考えてなかった.山歩き初めて二年目の春だったか?帰り道,雪に左脚をとられて,前方に倒れこんだ.左の膝裏に強い痛みを感じたが,捻ったか?ぐらいに考え,自力で下山.翌朝会社の段取りだけして,病院へ行くと,「左後十字靭帯断裂+膝関節亀裂骨折」と診断され,即ギブスで固定され,そのまま一ヶ月の入院...

当時は,あまり深く考えず,リハビリとかもろくすっぽ受けず,職場+山復帰しちゃった.退院から二ヶ月ほどで,初めて,中央アルプス:木曽駒ケ岳に連れてってもらった.あれが,初めてのアルプスだったな.その後,職場も変わったけど,山は相変わらず通い続けた.とくに,病状が悪化しているつもりはなかった.

そして,四十四歳の春,さすがに辛くなってきて,近くの整形外科を受診.定期的に,ハップ剤を処方してもらい,音波治療器でのリハビリ?を受けながらも,山は続けた.頭の片隅には,近い将来,人工股関節に入れ替えなくっちゃと言う事は常にあったが,個人的には,漠然ともぉあと三年ぐらいはとも...

ここ数年は,冬はとにかく辛かった.タイツはいたり,カイロ貼ったりしながら何とか毎年,冬をやり過ごしてきた.

>>2008年10月13日の写真「鮮秋涸沢」小さな写真をクリックしてください  
四十五の春,自前の股関節での山は今年が最後と,特に何があったわけじゃないけど,悟った.だから,今年は,行きたいところ,全部行ってやろう!と...夏山が落ち着いたところで,掛かり付け医に,「専門医への紹介状を」と切り出し,紹介状を書いてもらった.

まぁまぁ,地元じゃそれなりに信頼おける名医だった.レントゲン写真を診ながら,「よくここまで頑張ってきたね.」って言われて,思わず涙が出そうになった.診断結果は,まぁまぁ予想していた通りの「両側性変形性股関節症」で,治療は「とりあえず,高度変形を伴う左股関節の人工股関節全置換手術.右は,その後だな.」っと.「身障者手帳の申請をした方が良いよ.市役所に行って申請書をもらってきてください.」と,翌週の予約までしてたんだけど...

その後,ネットでいろいろ調べているうちに,CE3のこのページに行き着いた.ちょっと変わった術式の股関節専門医で,どうもワリと近いところにあるんだと.ダメモトで,サイトオーナーに連絡してみたら,親身になって,病院を紹介してくれた.掛り付け医に紹介状を書いて欲しいと言ったら,分厚い本をめくって,「同じ大学だな.」「まぁ,自分が納得するまで,いろいろ病院探しするのもいい.」と紹介状を書いてもらう.

紹介状を手に,初めての診察.診断結果は,予想通り,「両側性変形性股関節症」で,「左は高度の変形を伴ってる」,「両方とも人工関節」っと...まぁ,これである意味吹っ切れたかな?万に一つとスケベ心をもって,自骨手術を少し期待してみたんだけど...術法は人工股関節全置換手術で100%納得した....まぁ,すでに九割近くは納得してたんだけどね.「先生,左右両方同時にやってもらえますか?」っと切り出した.「やれるよ.何も問題ない.」,「右をやって,その後左だな.」っと...これで,もぉ即決したわ.この先生に全てお任せしようっと...

<<【ぎゃらりぃ】はなのきもちより 
で,早速,スケジューリング.来年の四月の頭に手術.なぜ,四月の頭だったかって?うちの会社,三月までは忙しいけど,四〜六月はまぁまぁそこそこ...だから,やるんだったら,そこかな?っと.で,あわよくば,七月夏山シーズンには,アルプス復帰できるかと.それを基準にして,一月,診察の上,身障者四級(五級X両股関節)の申請.三月,家族への説明+術前検査など,次第に漠然としてたことが,明確になっていく.

この時点で,先生には,「登山」できる脚にしてくれっての話もしたよ.「問題ない」とお墨付きももらった.まぁ,お墨付きもらったからと言って,限度があることは分かってる.でも,今のこの股関節よりもそれなりに動けるんだったら,お釣がくるわ.っと.

手術を決め,レントゲン写真を持って,実家へ説明しに,帰った.やはりと言うか当然ながら,親父からは,「もぉ山は卒業しろ!」とも言われたが,とりあえず,お茶を濁しておいた.「山」はさ,オレのアイデンティティだぜ?そんなに簡単に諦めれるもんじゃねぇっちゅうの.翌日,両親と妹,姪っ子を連れて,上高地へ行った.あいにくの雨だったが,オレンヂ色に黄葉した唐松並木がきれいやった.今度は,いつ来れるんだ?とかなり感傷的に.

年が明け,三ヶ月ぶりの診察.手術日(09/03/31)を確定し,身障者四級(五級X両股関節)+厚生医療の申請書類の書いてもらい,会社提出用の診断書も...で,早速,市役所に行って,身障者手帳及び厚生医療の申請書類を提出.で,さらに,社会保険事務所にも行って,高額療養費の申請も済ます.翌日,診断書を会社に提出.こんなご時世だから,上役たちはちょっと怪訝な表情だったけど,診断書受け取ってくれて,約三ヶ月の休みを了解してくれた.

09/03/27の勤務終了までは,二回,術前検査と,本人および家族への説明のため,病院に出向くために休まなくっちゃならなかったが,とりあえず,なんとか,無事終了.障害者手帳も届いたし,厚生医療も高額療養も手続き一応完了した様子.歯医者も完了した.まぁまぁ,やることは全てやったって感じだ.勤務最終日,ちょうど朝礼当番にあたって,「しばらく休みますが,よろしくお願いします.」とあいさつすると,上司が,「サイボーグになって,いっそうパワーアップしてくることを期待する.」ってさ.ちょっと泣けたな.

                       
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